ラーメン最高!

ラーメン好きならプロアマ問わず、だれもが楽しめる、ラーメン屋の経営20年間の話をします。

【ラーメン屋の利益の考え方】

今日はラーメン屋の利益の

考え方の話をします。

 

以前チャーシュー麺

儲からないという話をしました。

 

チャーシューは原価が高いので

200円増しにしても

 

チャーシュー原価率は

50%ぐらいになってしまいます。

 

それを

売価780円で

原価率30%のラーメンに

のせると

 

チャーシュー麺の原価率は

34%になってしまいます。

 

だから儲からないという話になるのですが、

 

ラーメン屋の場合

お客様1人が

必ず

ラーメンを一杯食べます。

(原則的に)

 

なので

原価率を考えるより

一杯あたりの利益を

考えることが大切です。

 

なので、

980円のチャーシュー麺の一杯利益は、

原価率34%なので

原価は333円

粗利は647円です。

 

780円のラーメンの一杯利益は

原価率30%なので

原価は234円

粗利は546円

 

チャーシュー麺の粗利が

100円近く多くなります。

 

ラーメン屋の場合

チャーシュー麺を売るのと

ラーメンを売るのでは

 

その他の諸経費は

変わりませんので

(チャーシューを多く仕込む分の

水光熱費や人件費はさほど変わらない。)

 

一杯あたりの利益金額が

多ければ、

お店に残る利益が

増えるというわけです。

 

そうすると、

原価50%の

1380円のスペシャルラーメンをつくると

粗利は690円となり

 

チャーシュー麺より

更に利益金額が増えます。

 

原価に50%

690円をかければ

かなりデラックスなラーメンが

つくれますので、

 

期間限定などで

原価50%の

1380円デラックスラーメンを提供すれば、

 

お客様も喜ぶし

お店も利益が増える

というwinwinの商品が

出来上がります。

 

というわけで

ラーメン屋は

 

原価率だけ考えずに

一杯利益あるいは、

1人当たり利益も

意識して

商品づくりして見て下さい。

 

それでは今日も一日

張り切っていきましょう!

 

「あなたは絶対に出来る(^^)/」