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もう原因を探すのをヤメる

今日もアドラー心理学
【勇気づけ】についての話をします。

勇気づけとは困難を乗り越える
活力を与えることです。

ただいま
【目的を意識する】
というテーマで話ています。

今日は【原因を探すのをヤメる】

人間の行動には必ず
【わけ】があります。

【わけ】には

「原因」

「目的」

の二つの側面があります。

多くの心理学は
「原因」を中心に
探求していきますが、

変えられない過去に
さかのぼって、

原因を探し出すことで
問題を解決できるでしょうか?

心理学三巨頭と言われている

フロイト
ユング
アドラーですが、

フロイトユング原因論
アドラーは目的論を唱えていた
という事で、

ここがアドラー心理学
特徴の一つです。

原因論では、
人間は原因によって
今後の人生が決定
づけられている、

過去の何らかの
原因が今後の人生に
致命的な影響を与える、
と考えているのに対して、

目的論では、
人間は過去にどんなことが
あったとしても、

未来の目標に向けて
現在やるべき行動を
主体的に選び取ることができる、

と考えます。

②目的論は、
人間行動を意志のある
営みとします。

ある原因が短絡的に
ある結果を招くと考えるのは、

自然現象や出来事には有益ですが、
人間行動には、

物理法則とは違った、
その人特有の意志が
存在すると考えます。

原因論では、
不幸な環境や否定的な
要因のせいで、

現在うまくいっていないとして、
当人を被害者・犠牲者と
みなすことがあります。

それに対して目的論では、
自らを当事者とみなします。

原因論と目的論の
第4の違いは、

①~③のアプローチが
結果的に相手にどういう
効果をもたらすか、です。

原因論の立場で関わると、
相手の人はかなり
勇気をくじかれます。

例えば先日のメルマガで話した、

「感情的に怒鳴ってしまう母親Bさん」の、

環境や過去の原因を探ることによって、
彼女を勇気づけられる人はいないでしょう。

原因論でアプローチをすると、
夫の非協力的な態度や
嫁姑問題でのストレスなどの

「環境」

のせいかもしれないし、

例えば、幼い時に死別して
よい母親のモデルがないなどの

「過去の原因」

などがあげられる可能性もあります。

このアプローチは、
問題に対して当人の意思が
問われず、当人が受動的な被害者や
犠牲者の立場でしかなく、

問題に対して当事者として、
意欲的・創造的に取り組むことを
阻害してしまいます。

それに対して、
目的論でアプローチすると、

「きちんと後片付けできる子どもに育てたい」

「責任感のある人間に育てたい」

「いい母親でいたい」

などの、
当事者としての意思が込められた、
未来志向の、創造的で、建設的な
目的の存在に気がつきます。

ですから、
目的論で関わると、
相手には勇気と希望が
湧いてきます。

そして相手との信頼感も保てます。

ですから、
ちょっと受けいれがたい
不適切な行動でも、

ふだん意識しない、
その背後にある目的に
意識を向けることによって、

また、時には、

「何のために?」

と問いながら究極的な
目標に向かって考えてみると、

今まで見えていなかったものが
見えてきて、問題解決に向けての
希望が湧いて来るのでは
無いでしょうか?

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それでは今日も一日
はりきって行きましょう!

あなたは出来る!